「口臭」その対策ついて紹介している健康ニュース2000年9月号です。
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「口臭」その対策は?

2000年10月の健康ニュース

清潔志向が高まってくるとともに、口臭を気にする人が増えてきています。厚生省が実施した歯科保健に関する調査によると、男女を合わせると14.5%の人が、口臭の悩みをあげています。(下図)
性別にみた口の中の悩みや
気になることの内容(複数回答)


口臭は体臭と同じように誰にでもありますが、人と話すときなどには、やはり気になるもの。そのおもな原因は、次の3つです。
  1. 生理的な口臭
    起床時や空腹時など、唾液の分泌が少なく、口内の細菌が増殖しやすいと、生理的口臭が強くなります。強い緊張や、ストレスのあるときにも起こります。
    また、高熱が出たときや、月経時にホルモンバランスが変化したときにも、起こりやすくなります。
  2. 飲食物などによる口臭
    にんにくや納豆、ねぎなどの、臭いの強い物を食べた後や、喫煙や飲酒も、口臭の原因になります。
  3. 病的な口臭
    からだの中のいろいろな病気が原因となって起こる口臭です。口内の疾患が原因で起こるものと、鼻やのど、胃などの疾患によるものに分けられます。病的な口臭のうち、原因の90%が口内の疾患によるものといわれています。
このほか、最近増えてきているのが、実際に口臭はないのに、口臭を気にする自臭症です。潔癖で神経質な人がなりやすく、精神的な不安要因を取り除いてやることが重要です。

歯肉炎、歯槽膿漏がおもな原因に

口内で口臭のもとになるのが、歯垢です。歯垢は、食べ物のカスなどを栄養にして増殖した、細菌のかたまりです。また、歯垢をそのまま放置しておくと、唾液中のカルシウムが沈着し、歯ブラシではとりにくい歯石になります。
この歯垢や歯石が原因で歯ぐきが炎症を起こすのが歯肉炎で、さらに進行すると歯槽膿漏になります。歯槽膿漏になると歯肉から膿が出て、特有のいやな口臭がするようになります。
また口の中を不潔にしていると、舌の上のざらざらした面に、舌苔と呼ばれる苔のようなものができ、これに細菌が繁殖して口臭の原因になります。
慢性胃炎などの消化器系の病気、慢性副鼻腔炎(ちくのう症)、慢性扁桃炎などの鼻やのどの病気、腐敗性の肺炎、糖尿病や肝不全、腎不全などでも、口臭はおこります。

口臭の予防法は?

病気が原因の口臭は、その原因を取り除くことで防げます。歯槽膿漏などの口の中の病気、鼻やのどの病気は、早めに治すようにしましょう。
飲食物や喫煙などが原因ならば、そのものをやめたり、喫煙や飲酒、食事のあとすぐに口をすすぐか、歯をみがいて口内を清潔に保つことです。
入れ歯をしていると口の中に食べ物のカスが残りやすいので、細かいところまで念入りに清掃するようにして下さい。舌苔は、舌の上を歯ブラシか舌ブラシで軽くこすればとれます。
また、レモンや梅干しなどには唾液の分泌を促す働きがあるので、口の中の自浄作用を高め、口臭防止の効果があります。緑茶に含まれる葉緑素とフラボノイドには消臭効果がありますので、ガムや歯みがき剤に使われています。
歯みがきを基本に、こうしたものも利用して、口臭を予防しましょう。
口臭に効果のあるもの
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