虫歯も歯周病も原因は歯垢に!ついて紹介している健康ニュース2000年7月号です。
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虫歯も歯周病も原因は歯垢に!

2000年7月の健康ニュース

歯を失う二大原因は、虫歯と歯周病です。でも、どちらも日ごろから充分に歯と歯ぐきのケアをしていれば、予防することができるのです。

虫歯の原因は、「ストレプトコッカス・ミユータンス」と呼ばれる虫歯菌であることは、誰もが知るようになってきました。
歯みがきが不十分な汚れた歯には、虫歯菌をはじめ多くの細菌が何層にも積み重なった、ネバネバした膜のようなものが付着します。
これが歯垢(プラ−ク)といわれるもので、虫歯菌はこの歯垢の中で繁殖・活動し、酸を出します。
この酸が、人体の中で最も固い歯のエナメル質を溶かし、歯からカルシウムを奪ってしまいます.。これを「脱灰」といい、脱灰が進んで歯の傷が大きくなったのが虫歯です。
ただし、口の中に虫歯菌がいても、そう簡単には虫歯になるものではありません。というのも、唾液にはカルシウムとリンが豊富に含まれていて、歯の表面に付着して、脱灰で傷ついた歯を修復してくれる作用があるからです。これを再石灰化といいます。

虫歯になりやすい条件は?

では、どうして私たちは虫歯になるのでしょうか? その条件とは −
食べた物が残っている
 虫歯菌の栄養源は糖分.甘いものに限らず、ご飯やパンにも糖分は含まれているのです。

歯のみがき残し
 糖分が分解されてできる、ネバネバしたデキストランという成分が歯垢となり、ここで、虫歯菌が繁殖します。

歯並び等の異常
 歯ブラシが届きにくく、みがき残しの原因となります.部分入れ歯なども、自分の歯と接触するところに歯垢がたまりやすいので、気をつけましょう。

唾液の減少
 老化や病気などで唾液の分泌が少なくなると、虫歯ができやすくなります。

歯ぐきの炎症
 歯ぐきの炎症があると、歯と歯ぐきの境目に歯垢がたまりやすくなります。
虫歯はこんなところにできる

歯周病の進み方は?

歯周病の進行は非常に遅く、歯肉炎が起きてから、数年から数十年かかるのです。その進行は、おおむね次のような過程をたどります。
@歯茎に炎症が!
歯垢の中の細菌が毒素を出して、それが歯ぐきを刺激し、赤くはれる歯肉炎を起こします。

A歯ぐきから血が・・・
歯肉炎が進行すると、歯をみがくだけでも出血するようになります。

B歯周ポケットができる
さらに進むと、細菌の出す毒素で、歯と歯ぐきの間に歯周ポケットと呼ばれる不快溝ができます。

C歯槽骨が溶ける
歯周ポケットには歯垢や歯石がたまりやすく、さらに炎症が進んでいきます。この頃になると歯茎は化膿して、膿を出すようになってきます。
こうなると、歯を支えている歯槽骨まで溶かすようになり、歯がグラグラして、ついには歯が抜け落ちてしまいます。これが歯槽膿漏です。
予防はもとより、なってしまった場合にも、日常のブラッシングと歯石の除去が基本です。一度出来た歯石は歯ブラシではとれません。歯科医で、年に一度はとってもらうようにしましょう。

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