今年も当たり年?花粉症ついて紹介している健康ニュース2001年2月号です。
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今年も当たり年?花粉症

2001年2月の健康ニュース

今年も、「スギ花粉」の飛ぶ季節がやってきました。くしゃみ、鼻水、目のかゆみなど、花粉症の症状に悩まされる人は、年々増加しているといわれます。昨年以上の飛散が予測される、今年の花粉症対策は・・・。

私たちのからだには、細菌などの異物の侵入を防ぐ、いくつかの仕組みがあります。その中で、一度侵入した異物(抗原)に対して抗体をつくり、これを排除しようとする働きを「抗原抗体反応」といいます。
本来、人間に対して害を及ぼすわけでもない花粉を抗原として、過剰に反応してしまうのが、「花粉症」なのです。
春先のスギ花粉症で悩まされている人は、日本人の約15%もいるといわれ、また、症状が出ていなくてもスギ花粉の抗体を持っている人は半数にのぼる、と指摘する専門家もいます。
ですから、いままで症状が出ていない人も、他人ごととは言えません。抗体が徐々に増えて、「突然、花粉症が・・・」ということもあるのです。
花粉症の鼻水や鼻づまりといった症状は、鼻の粘膜の肥満細胞から、ヒスタミン(くしゃみ、鼻づまりの原因)や、ロイコトリエン(鼻づまりの原因)などの科学伝達物質が放出され、神経や血管が刺激されて起こるものです。
スギの木
スギの花粉

今年の花粉は・・・
スギ花粉の飛散量は、スギの木が花芽をどのくらいつけるかで決まります。
スギの場合、花芽は夏につくられるため、夏の気候によって、翌年の花粉の量が決まります。暑くて、日射量が多く、雨が少ない夏の翌年の春は、たくさんのスギ花粉が、飛ぶことになるのです。
東京では、昨年、真夏日が観測史上最多の67日を記録するなど、全国的に日射、日照が多く、気温が高かったため、日本気象協会では、「今春は、全国的に平年の1.5倍から4倍のスギ・ヒノキ花粉が飛ぶ」と予測しています。
主な地域の、今春の花粉飛散予測は図のとおりです。
2001年春 花粉予測


赤数字 予測数
緑数字 平均値(○内の数字は統計年数)
黒数字 2000年春飛散数
*夏の気象因子からみた日本気象協会が作成
注1 名古屋のみロータリー方式で測定

花粉症対策は2つ!
1つは、花粉を身の周りに寄せつけない、次のような日常生活の注意です。
飛散の多い日は、外出を避ける。
出かけるときは、めがねやマスクを着用する。
※めがねは目に入る花粉の量を、約3分の1に抑えます。
セーターなどけばだった服は花粉がつきやすいので、木綿や化繊のツルツルした素材の服にする。
花粉の多い日は、洗濯物や布団を干さない。
規則正しい生活を心がける。
そのほか、花粉の多い日は家の窓を開け放しにしないようにする、外出から帰ったら、うがいや洗顔をする、などがあげられます。
もう1つは治療。薬は、すぐ効果が出る抗ヒスタミン薬、効きめが出るのに多少時間がかかるが、飛散の期間中のみ続けると症状が出にくくなる抗アレルギー薬などがあります。いずれも、症状に合わせて用いることが大切です。
抗アレルギー薬は、症状が出るのを防ぐため、花粉が飛び始める2週間ぐらい前から、のみ始める方法がすすめられます。
また、抗ヒスタミン作用と抗アレルギー作用をあわせ持つ成分を配合した内服薬も市販されています。そうしたものを、一度試してみるのもよいでしょう。
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