更年期に多いメニエール病ついて紹介している健康ニュース2001年3月号です。
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更年期に多いメニエール病

2001年3月の健康ニュース

突然、激しいめまいが・・・
「めまい」には、脳の異常によるものや、耳の異常からくるものなどがあります。
脳に原因のあるめまいの大半は、低血圧の人によく起きる一時的な脳の循環不全(立ちくらみ)で、深刻な脳出血などは、ごくわずかです。
一方、耳に原因のあるめまいは、自分や周りがグルグル回る回転性のもので、難聴を伴うことも多く、その代表的な病気が「メニエール病」です。
症状は発作的に起こり、激しい時は、立つことも、はうこともできないほどになります。

突然のめまいと難聴が・・・
耳は、「外耳」「中耳」「内耳」という3つの部分に分かれていて、中でも内耳は非常に重要な働きをしています。
内耳には、音を聞く器官と、平衡感覚をコントロールする器官の二つがあり、いずれも外リンパ液、内リンパ液という液体で満たされています。
リンパ液の量は、常に一定に保たれていますが、なんらかの理由で内リンパ液が増加すると、内リンパ水腫という状態になってしまいます。
その内リンパ水腫によって神経が刺激され、めまいや耳鳴り、難聴などの症状が起こるのが「メニエール病」なのです。
しかし、なぜ内リンパ水腫が生じるのか、その原因については、いまのところよくわかっていません。
メニエール病は、前ぶれもなく現れる「ぐるぐる回る感じ」のめまい発作で始まります。発作は、早ければ数十分、長くとも数時間で治まります。
また、その頻度は不規則で、毎日発作を起こすこともあれば、数年あるいは十数年に一度の場合もあります。
めまいと前後して片方の耳で耳鳴りや、聞こえが悪くなったりします。
初めのうちは、めまい発作が始まれば、耳鳴りは自然に消失し、難聴ももとの状態に戻ります。しかし、発作を繰り返すうちに、難聴の程度が進行していきます。
治療は、めまいや吐き気を抑える抗めまい(抗ヒスタミン剤)薬内耳の血流改善薬ステロイド薬などが使われるほか、重症の場合には内耳のリンパ液を抜く手術も行われます。
発症したら、なるべく早く耳鼻科の医師の診察を受け、早期の治療を始めましょう。

めまいが起きたら・・・
めまいが起きたら、なるべく頭を動かさないようにして、横になります。
頭を動かすと、めまいを強く感じます。耳鳴りが起きているほうの耳を上にすると、楽になります。
めまいに先立って、耳鳴りや耳の閉塞感があった場合は、からだを休めることで発作を予防することも出来ます。

普段の注意点は?
この病気を発症した人の多くは、神経質・几帳面といった性格的特徴がみられます。また、ストレスがめまい発作の引き金になることも確かなようです。
メニエール病は、強いめまい発作を起こすので、発作に対する不安や恐怖心でつい引きこもりがちになってしまいます。
しかし、日常生活や将来に対する不安や焦り、いらだちなどの精神的ストレスは、病気を悪化させる要因となります。
どんなに発作が激しくても、生命の危険はありません。
めまいや耳鳴りに神経質にならずに、ゆったりとした気持ちで、規則正しい生活と、ストレス解消をこころがけましょう。
また、食事面では、塩分の摂り過ぎに注意しましょう。塩分を摂り過ぎると、体内に水がたまりやすくなり、内リンパ水腫に影響するようです。こうした生活習慣の改善も、大切なことです。
日常生活の注意点

生活にゆとりを

規則正しい生活を

塩分をとりすぎない

よく睡眠をとる

 

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