夏につらい冷えと冷房病紹介している健康ニュース2001年7月号です。
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夏につらい冷えと冷房病

2001年7月の健康ニュース

中高年の女性に多い、といわれている「冷え」。冷房の普及によって、夏でも「冷え」を訴える人が増えています。冷え対策を万全にして、つら〜い夏を乗り切りましょう。
意外に多い冷えの原因
「冷え」には厳密な定義はありませんが、本来冷たさを感じないはずの環境の中でも、からだの特定の部位だけが冷たく、不快に感じられる状態が長期間続く場合を、「冷え性」といいます。
部位としては腰、下肢、足、手、腹部が多くなっています。
冷えの一因として、更年期障害があげられます。閉経を迎えると、女性ホルモンが大きく減少することから、自律神経の働きが乱れるためです。
このほか、ストレスや睡眠不足でも、自律神経の失調から冷えが起こります。
冷房病も自律神経の不調によって起こる病気です。冷房の効いた室内と、暑い外との間を行き来していると、体温を調節する自律神経が不調をきたしてしまうからです。
服装の影響もあります。オフィスの女性は、指定された制服を着なければならないことが多く、スカート姿の女性は背広姿の男性と比べると、体感温度は2、3度低くなります。また、からだをしめつけるベルトや服などは、血行不良を起こしやすく、冷えの原因になります。
最近では、ダイエットによる冷えも増えています。ダイエットで、摂取エネルギー量が減り、熱の産生が減ってくるために、体温が上がりにくくなります。
いま増えている低体温も、熱を産生する機能が低下しているために、体温が上がりにくく、冷えを感じてしまうのです。
偏った食事の影響で、鉄分などのミネラルや、ビタミンが不足することも原因になります。女性に多い鉄欠乏性貧血では、エネルギーを十分つくり出せず、冷えになりやすくなります。
なお、冷え性以外にしびれなどの症状が出ている場合は、血管の病気であるレイノー病やバージャー病などのこともありますので、内科、産婦人科などを受診しましょう。

冷房対策で自衛を!
前にあげた原因に思いあたるものがあれば、それを改善するのが第一です。その上で、とくに夏は冷房でからだを冷やしすぎないことが大事です。
冷房は冷気が直接からだに当たらないようにし、外気との温度差が5度以内になるように設定します。できれば、設定温度は28度くらいにしましょう。扇風機を使って部屋の空気を対流させると、涼しく感じられます。除湿を併用すると、さらに効果的です。
冷房の調節の出来ないオフィスや電車、デパートなどでは、長袖の衣類やひざかけなどで調節するようにしましょう。
ウォーキングなどの運動のほか、日常生活の中で、積極的にからだを動かしたり、腰までつかる半身浴を15〜20分すると、血行がよくなり、からだも温まります。
タバコは血管を収縮させて、血行が悪くなるので、冷え性の人はできるだけ禁煙を。また、冷たい食品はからだを冷やすので、食べ過ぎに注意が必要です。


冷えを防ぐ生活
 
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