目が乾く”だけじゃない「ドライアイ」って?を紹介している健康ニュース2002年4月号です。
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目が乾く”だけじゃない「ドライアイ」って?

2002年4月の健康ニュース

ドライアイとは、涙の量や質に変化が生じて、目が健康なうるおいを保てなくなった状態をいいます。症状としては、目が疲れやすい、重く感じる、熱い、充血するなどがあげられます。
最近では、パソコンのディスプレイに向かう時間の長いOLなどにも多いようですが、単なる「疲れ目」だと勘違いしているケースもあります。
しかし、目のうるおいが不足し、症状が進行すると目の表面に、「ドライスポット」という乾燥した部分ができ、細胞がはがれて傷ついてしまいます。このような状態が続くと、視力が低下したり、つらくて目が開けられなくなることもあります。
パソコン、テレビなどのディスプレイによる情報が増え、目を酷使することの多い現代、情報の大半を視覚に頼っている私たちにとって、放ってはおけない病気です

花粉症にも影響?
年々増加傾向にある、つら〜い花粉症。その花粉症にも、実はドライアイの関与が疑われています。
目の表面は、本来、薄い涙の膜で常に覆われています。涙は、泣いたり大笑いしたときに出るものとばかり思われがちですが、それ以外にも、まばたきによって、常に分泌されているのです。
涙は、目を乾かさないようにするだけでなく、花粉やゴミを流し去ったり、殺菌などの重要な働きをしています。しかし、ドライアイでは涙が減少しているため、目に入った花粉をいつまでも洗い流すことができずに、アレルギー反応を引き起こす要因になるとも考えられています。

誰にでも可能性が・・・
ドライアイの原因は一つではありません。パソコン作業などで、画面を凝視することにより、まばたきの回数が減ることも大きな影響を及ぼしているようで、事務の仕事をしている3人に1人は、ドライアイともいわれています。
そのほか、室内の乾燥や大気汚染なども目の負担となりますので、誰でもドライアイになる可能性があるといえます。上の症状に思い当たる方は、日常生活では、次のような点に注意してみましょう。
  ●目薬を上手に使う
  ドライアイでは涙が不足するので、目薬でうるおいを補うことが何よりも大切です。
  ●意識的にまばたきを増やす
  パソコン作業中はもちろん、普段から意識して、まばたきをする。
  ●リラックスする
  気分がリラックスすると、涙が分泌されやすくなります。
  ●目を温める
  涙の表面には油分の層があって、涙の蒸発を防いでいます。
  その分泌腺であるマイボーム腺が油分でつまることがありますが、温めると症状が改善されます。
このようにしても、症状がよくならないときは、眼科専門医を受診されることをおすすめします。
症状が重い場合は、涙の排出口(下図)にシリコンプラグを挿入したり、涙の蒸発を抑える専用眼鏡をかけるなどの治療法があります。どちらも難しい治療ではありませんので、一度眼科医に相談されるとよいでしょう。
涙の流れ



涙は涙腺から分泌され、涙点から鼻へ排出される

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