外反母趾(がいはんぼし)を紹介している健康ニュース2002年6月号です。
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外反母趾(がいはんぼし)

2002年6月の健康ニュース

「人前で素足を見せるのが恥ずかしい」「かわいい靴がはけない」など、美容面ばかりを問題としがちな「外反母趾」。そうした、“おしゃれ”優先の意識こそが原因といえそうです。
外反母趾とは、足の親指(母趾)が変形して小指側に曲がる病気です。関節が柔らかく、靱帯が伸びやすい、筋力の弱い人が、つま先の窮屈な靴などで、親指が押しつけられることで起こるものです。
女性に多いのは、こうした身体的条件に加え、先の細いハイヒールをはくケースが多いため。おしゃれのためなら、多少の痛さはがまんしがちですが、窮屈な靴をはき続けていると、普通の靴さえはけないほど指が変形したり、痛みで歩くことができなくなってしまいます。
症状がそこまで進んでいなくても、親指のつけ根をかばった不自然な歩き方になって、疲れやすく、姿勢も悪くなるので、腰痛や肩こり、頭痛も起こるようになります。
また足は、靴の中に砂粒一つあるだけでも、すごく気になる“感覚器官”です。窮屈な靴をはいていれば、当然イライラするし、注意力も散漫になってしまいます。
さらに厄介なことに、ある程度の外反母趾になってしまうと、はだしで歩いても、症状が進行するようになってしまいます。健康な足は、親指、小指、かかとを結ぶ3本のアーチで体重を支えていますが、変形によってそのバランスが崩れた状態で歩くと、それに都合の良いように筋肉がリフォームされてしまうからです。
いまは、おしゃれがしたいからと痛みをがまんしていると、年齢とともに、どんどん変形がひどくなってしまいます。
外反母趾度チェック
白い紙の上に体重をかけて足を置き、親指の先からつけ根にかけて、定規を当てて線を引きます。
次に、かかとから親指のつけ根を結ぶ線を引きます。
2本の線の角度が、15度以上ならば、外反母趾が疑われますので、専門の整形外科医に相談して下さい。
自己診断でのマッサージは、症状を悪化させることもあります。

変形を見逃すな!
外反母趾を外科的手術以外で治すのは、なかなか難しいことです。ですから、初めから外反母趾にならないよう予防し、足の変形を初期の頃から見逃さないことが一番。
靴をTPOによってはき分け、お風呂でのマッサージや以下の運動で、親指のつけ根の筋肉が曲がった方向に凝り固まるのを防ぎ、正しい方向に筋肉を鍛えるようにしましょう。
ホーマン運動
左右のかかとを合わせ、両方の親指に幅広のゴムバンドをかけ、足先を広げます。
広げた状態で5〜10秒がまんし、これを30回ぐらい、1日3回程度実行しましょう。
変形した状態で筋肉が固まるのを防ぐ、マッサージ効果があります。
タオル寄せ運動
床にタオルを置き、それを両足の指でたぐり寄せていく。
グーチョキパー運動
グーは5本の指を力いっぱいすぼめ、チョキは親指だけをぐっと下げる。パーで思い切り全部の指を広げる。
また最近では、さまざまな外反母趾対策グッズが市販されていますので、医師に相談の上、それらを試してみてもよいでしょう。
 
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