PMS(月経前症候群)で悩んでいませんか?を紹介している健康ニュース2003年4月号です。
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PMS(月経前症候群)で悩んでいませんか?

2003年4月の健康ニュース

あなたは月経前に心身の不安を感じますか?
実は、8割ぐらいの女性が月経前に、腹痛、腰痛、乳房痛や、頭痛、肩こり、イライラ、むくみなどの症状を感じていることがわかっています。
このように、約1ヵ月の月経周期のうち、排卵期以降の後半、すなわち次の月経の2週間前から月経までに出るさまざまな症状が、生活に差し支えるほどつらい場合に、これを「月経前症候群(PMS)」と呼んでいます。
これらの症状は、月経の始まりとともに消えていき、次の月経が近づくと、またぶり返すのが特徴です。
月経前症候群の症状

問題はQOLの低下
PMSは、最近、知られるようになってきた疾患ですが、欧米では10年ほど前に、女性の暴力や万引きなどの犯罪と関係する可能性が指摘され、注目されました。
この時期は、わけもなく落ち込んだり、集中力が落ちたり、やたら攻撃的になって周囲と衝突したり、ひどいときはずっと寝込んでしまう人もいて、社会生活が困難になる場合もあります。
現代女性が一生涯に経験する月経の回数は、子供の数が減った分だけ多くなり、昔の女性の10倍近く、400〜500回といわれています。2週間×400回を、寝込むとしたらどうでしょうか?
たとえ命にかかわる病気ではないにしても、かなりQOL(生活の質)、あるいは健康の質が落ちてしまうのではないでしょうか。
月経周期と基礎体温・ホルモンの変化

なぜ起こるPMS
月経後、一週間ぐらいたって排卵が終わると、卵巣には黄体という部分ができて、ここから黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されますが、この増加や減少が、症状に関係があると考えられています。
プロゲステロンは、水分を貯留させてむくみや便秘を起こしたり、脂っぽい肌の状態にしたり、うつやイライラをもたらすのです。
それも、どちらかというとストレスが多かったり、悩み事がある、ろくにお休みがとれないという女性に、より強く症状が出てくるようです。
PMSが、バイオサイコソーシャルな疾患と呼ばれる所以です。
大切な前向きの気持ち
治療は、例えばピルなどを用い、ホルモンの増減を抑えてコントロールしていく方法もありますが、漢方薬、食事の工夫や運動、休養をとることなど、体質や生活の改善が基本となります。症状に合わせて、鎮痛剤、精神安定剤、利尿剤、緩下剤なども使われます。
しかし、基礎体温をつけながら、自分の排卵と黄体期のリズムを理解してゆくだけで、症状が軽くなることも多いのです。知識を持ち、体調をコントロールしながら生活していこうとする、前向きな気持ちを持つことが、自信につながるようです。
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