痴呆ともの忘れを紹介している健康ニュース2003年5月号です。
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痴呆ともの忘れ

2003年5月の健康ニュース

生活習慣病も原因に?
40代に入る頃から、会話の途中で人の名前が思い出せなかったり、やろうと思っていたことを、他のことに取り紛れて忘れてしまったりすることが、多くなってきます。
このようなもの忘れの多くは加齢によるもので、誰にでも起こることですが、その一方では痴呆などの病気につながりかねないもの忘れもあり、注意が必要です。
痴呆ともの忘れの違い
うつ病やノイローゼがあると、意欲、集中力が低下するために、症状の一つとして、もの忘れがひどくなったように感じられます。これらは原因の病気が改善すれば、もの忘れも回復します。
原因となる睡眠不足や過労、過度の精神的ストレスをもたらす仕事などの、生活習慣を改めることが予防に役立ちます。
他方、脳血管性痴呆やアルツハイマー病のもの忘れは、名前どころか、誰にあって何をしたというできごとそのものを忘れてしまい、指摘されても思い出せないということが、くり返されるようになります。
40代以上で、急にもの忘れがひどくなったと感じたら、何らかの病気が原因になっている可能性もありますので、とくに仕事や日常生活に、支障をきたすほどになったら、ぜひ医療機関の受診をおすすめします。
生活習慣から予防しよう
脳血管性の痴呆は脳血管の障害が原因のため、その障害部位によって、いろいろな症状が伴います。もの忘れに加えて、何となく意欲がなくなったり、怒りっぽくなったり、手足の麻痺や言葉の不自由が起こったりします。
この痴呆は高血圧症や糖尿病などの生活習慣病を長く患っていた人に多く起こるので、逆にそれらの病気を管理することで、からだの一部としての頭の健康維持ができるため、痴呆の予防につながります。また、アルコールの過度の摂取や、頭部外傷を避けることはいうまでもありません。
アルツハイマー病は、脳細胞が急速に減少していく病気です。もの忘れから始まって、読み書き計算などが不自由になって、知的レベルが著しく低下していくのが特徴ですが、原因不明のため有効な予防法は知られていません。
しかし、食生活の影響も指摘されていて、砂糖などの甘いものや肉の摂取が少なく、魚と野菜の摂取が多い食生活、つまり伝統的な日本食をとる人の方が発症しにくい、といわれています。
もの忘れを防ぐには?
老化によるものであっても、痴呆の初期の症状であっても、軽いもの忘れは生活の習慣を工夫すれば、ある程度は防いだり、改善したりできるものです。
つまり、まず生き生きと頭も気持ちも働かせる生活習慣を身につけることが第一です。そして余分なことはせず、本当に大事なことに、以前よりも時間をかけて取り組む習慣をつけるのです。
◆もの忘れを防ぐ方法◆
1. メモ魔になる
〜手帳にでも、カレンダーにでも。
2. 覚えるものを関連づける
〜自分流で可
3. 場面として、まわりの目印も一緒にして覚える
4. 似たものを自分流に分類して、まとめて覚える
5. いつも決めた場所にものを置き、目につく手がかりを使う。
6. くり返し思い出して、記憶を強化する。
7. 思い出すときは落ち着いて、口に出してみたりする。
8. 1度に1つのことに注意を集中する。
こういった方法を活用することで、生活の不便は軽減するものと思います。
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