タコ・うおの目痛みませんか?を紹介している健康ニュース2004年6月号です。
ファミリー薬局
現在位置:ホーム > 健康ニュース >2004年6月の健康ニュース

タコ・うおの目痛みませんか?

2004年6月の健康ニュース

タコ・うおの目に悩む女性が多いようです。お年よりは足の変形から、若い人はハイヒールなどが原因で起こることが多いようです。

なぜできるの?
皮膚は、一定の場所に圧迫を受け続けると、それに対抗してからだを守るために、角質層がだんだんと厚く硬くなってきます。その状態が病的に進んだものが、タコ・うおの目です。
タコは、角質層が広く硬く盛り上がった状態をいい、うおの目は、角質が硬い芯のようになって深く入り込んだ状態をいいます。
タコの断面図 うおの目の断面図
圧迫を受け、角質が厚くなった状態。表面の広い範囲に角質の増殖が起こる。 圧迫を受け、厚くなった角質が皮膚の奥に入り込んだ状態。タコに比べて範囲が狭いが、圧迫が続くと、どんどん芯が奥深く入り込んでしまう。
いずれも、片寄って圧力のかかることが原因ですが、高齢者の場合は、「足の変形」が大きな理由になっています。中でも外反母趾の人は、タコ・うおの目ができやすい傾向にあります。外反母趾で出っ張った骨が、歩くたびにいつも一定の場所にあたるからです。
骨や関節が近くにある足の裏や指は、とくに圧力が集中しやすく、タコやうおの目ができやすいのです。また、ペンダコのように、手にもできることがあります。

タコ・うおの目のできやすい場所

タコは痛みはあまりありませんが、うおの目の場合、深層に入り込んだ芯が直接神経を刺激するので、靴の中に小石が入ったまま歩くような、激しい痛みがあります。

できてしまったらどうする?
治療のポイントは圧迫を除くことで、その一つとして、厚くなった皮膚(角質)を削るのが有効です。軟化剤で、皮膚をふやかして削る方法がありますが、正常な皮膚と患部との境目がわかりにくくなり、削りすぎて傷つけてしまう恐れがありますので、あまりおすすめできません。
足の裏は、もともと自分で削ることは困難ですし、うおの目の場合、芯まで取り除かなければならないので、自分で削るのは危険でもあります。
痛みがひどいときは、皮膚科で硬い皮膚や芯を安全に取り除きます。
注意してほしいのが、うおの目と間違え易いウイルス性のイボです。
見た目が似ているため素人には判断が難しく、削ると、中にいるウイルスによる感染が広がって、イボが増えたり、他人に感染したりします。とくに子供の場合は、ウイルス性のイボがほとんどですので、早めに皮膚科を受診したほうがよいでしょう。

悩む前の予防法は?
タコ・うおの目にならないための予防法は、やはり、部分的な圧迫がない、足に合った靴をはくことが第一。最近はやっている先のとがったハイヒールなど、足に合わない靴を履き続けていると、タコやうおの目になりやすいだけでなく、治ってもすぐ再発してしまいます。
また、歩き方も一部分に偏って圧力が集中するような歩き方は避け、足の裏の全体を均等に使った歩き方を心がけるようにしましょう。
ウェブサイト運営者・著作権者:ファミリー薬局
〒579-8058 大阪府東大阪市神田町15番6号
TEL 0729-85-3364 / FAX 0729-85-3364