あなたもプチうつ病?を紹介している健康ニュース2005年2月号です。
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あなたもプチうつ病?

2005年2月の健康ニュース

現代は、急増するストレスで、誰もが少しのことで、「うつ」の渦中に巻き込まれかねません。こうして発症した心の病が、「プチうつ病(マイルドうつ病)」と呼ばれるようになっています。
性格も一因に
「うつ」の原因を特定することは難事とされますが、以前から「うつ」になりやすい性格傾向は指摘されていて、わが国では、執着性格(下田光造による)として、よく知られていました。これは、後にドイツのテレンバッハが提唱した「秩序を愛し、他人との円滑な関係を尊重する性格」という、メランコリー親和型性格との合致点が多く見られます。
この両者は、几帳面、仕事熱心、凝り性、生真面目、正直、律儀、小心などが特徴的です。こした性格のために、疲労困ぱいするまで無理を続けます。人に頼まれると嫌といえないため、仕事量に耐えながらプチうつ病に陥っていくのです。

心因性うつ病とは
「うつ」には、気分の落ち込みが最も目立ちますが、どこまでが正常で、どこからは病的だと決めるのは難しいものです。「うつ病」の種類分けとして、今日よく用いられているのは、キールホルツの分類です(下表)。
ここでは、心理的なストレスが、病因となりやすい「心因性うつ」の中に、この「プチうつ病」を分類することができます。
性格が大きな原因となる「心因性うつ」といっても、他の「うつ」と特徴がよく似ているために鑑別は困難です。一方、表では隣にある内因性うつ病は、あとになって、何らかの特定のストレスが原因となっていたことが判明するケースが多く見られます。

「仮面うつ病」にも注意を
「うつ」には精神症状だけではなく、多彩な身体症状が現れてきます。最近になり際立つのは、精神症状より身体症状の方が前面にでる「仮面うつ病」です。このことがまさに、軽症「うつ」の広がりを示しているように思われます。
仮面うつ病で、身体症状としてよく問題になるのは不眠です。とくに多いのが早朝覚醒で、朝早く目覚めていろいろ考え込み苦悩します。この苦しさから逃れるため、自殺を考えたり実行しかねません。「プチうつ病」といえども、このように軽症の時期が危険で、自殺予防のために不眠治療はより重要になります。

予防と解消法は?
一般に、「うつ」の治療法としては、その症状から精神治療、薬物治療と、休養が三本柱になっています。中でも「プチうつ病」に関しては、より早い休養をとることが、何よりの薬となります。
何はともあれ、心身の疲労をなくして、枯渇してしまったエネルギーを補充することにつきましょう。その際には良質の睡眠として、深い睡眠が得られるシンデレラ睡眠(夜12時前に就寝する)を重視したいものです。
要するに、「プチうつ病」の予防を含めた解消法には、しっかり睡眠、休養をとり、趣味を持つなどの、日常生活のメンタルヘルスを、充実させることが最も大切なことなのです。
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