「太る脳」を正常化しよう!を紹介している健康ニュース2005年9月号です。
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「太る脳」を正常化しよう!

2005年9月の健康ニュース

食欲のスイッチとは?
私たちの食欲は、脳によってコントロールされているのを、ご存知ですか?
大脳の中心あたりに「視床下部」と呼ばれる部分があり、ここに、空腹を感じて「ものを食べなさい」という命令を出す「空腹中枢」と、満腹を感じて「食べるのをやめなさい」という命令を出す「満腹中枢」があります。
空腹中枢や満腹中枢から出た命令は、意欲や感情をあやつる大脳の「前頭連合野」という部分に伝わり、ここで初めて「おなかがすいた」「おなかがいっぱい」という気持ちを無意識に感じるのです。
食欲のスイッチは、普通体内の栄養が少なくなってくるとオンになり、きちんと栄養が補給されるとオフになります。
そのシグナルの一つが血糖値です。血糖値が下がると、空腹中枢の神経細胞が情報をキャッチし「食べなさい」という命令を出します。また、血液中に脂肪細胞が分解してできる遊離脂肪酸が出てきたり、寒さで体温が下がることも、シグナルになります。
さらに、食欲に大きな影響を及ぼすのが、ストレスです。悲しいことがあって「食事がのどを通らない」ことや、イライラして「やけ食い」をしてしまった経験は、誰にでもあることでしょう。
つまり、シグナルを正確にキャッチできなくなり、食欲をコントロールすることができなくなってしまった脳−これが、「太る脳」の正体なのです。


「太る脳」度チェックリスト
以下の項目について、あてはまると思うものにチェックをしてください。
悩み事があるときは、食べて気をまぎらわすことが多い   
いつもつまめるものがないと、なんだか落ち着かない   
レトルト食品やジャンクフードをよく食べる   
夢中になれる趣味がない   
食べても満足できず、ダラダラ食べ続けることがある   
夜、寝付けなくて、お菓子や夜食を食べることが多い   
イヤなことがあると、引きずってしまうたちだ   
駅の売店などで、よくガムやチョコレートなどを買う   
おなかいっぱい食べたあとでも、デザートがあれば食べる   
10 コンビニでは、なんとなく食品コーナーにいってしまう。   
合計   


いまのところ、「太る脳」になる心配はないようです。ただし、油断は禁物。異常な食欲を感じたら、本当に食べたいのかどうか脳に聞いてみましょう。 きちんとごはんを食べた後でも、お菓子をつまんだり、夜食を食べたりしていませんか?まずは、脳の満腹サインにきちんと耳を傾けましょう。
甘いものが無しょうに食べたくなって、ついドカ食いをしたり、ハメを外して食べ過ぎてしまうことがあるようです。イライラ、クヨクヨは早めの解消を。 やけ食いや気晴らし食いの常習犯!おなかが空いていなくても、つい食べてしまうクセがついているようです。食べ過ぎに慣れた脳のリセットが必要。


改善のポイントは?
こうした「太る脳」を改善するには、食欲のスイッチがうまく切り替わるように、食べ方を変えていかねばなりません。
私たちが食事からとった栄養素は、肝臓でグリセロールや遊離脂肪酸などに変えられて、中性脂肪として、脂肪細胞に取り込まれます。
すると、脂肪細胞は「脂肪が増えてきたよ」「もう栄養は十分だよ」ということを脳に伝えるために、レプチンというホルモンを作り出し、血液中に放出します。これが視床下部の満腹中枢に届くと、脳からは「もう食べるのをやめなさい!」という命令が出るのです。
さらに、レプチンは交感神経を活発にする働きがあるので、からだにたまった余分な脂肪を分解して、エネルギーとして燃やしてくれます。
体内のやせ薬ともいえる「レプチン」を上手に利用するためには、早食いやドカ食いを避け、「脂肪が増えてきたよ」「おなかがいっぱいになったよ」というサインを、聞き逃さないようにすることが重要なのです。
レプチンのほかにも、セロトニンやアセチルコリンなど、食欲に関係するホルモンはいくつもあり、これらが正常に働けば、食欲もうまくコントロールされます。
ホルモンを調整するのは、脳の働きです。脳を健康な状態にすることは、ダイエットにも効果的なのです。

太らない食べ方
食欲のスイッチやホルモンがきちんと働く元気な脳なら、一時的に食べ過ぎても、太ってしまうことはありません。
また、「太る脳」をつくりだす、ストレスを解消することも重要な課題。ストレスは、ホルモンバランスを崩す最大の原因だからです。


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