「じんましん」を紹介している健康ニュース2006年10月号です。
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じんましん

2006年10月の健康ニュース
じんましんは、皮膚の一部が突然赤く腫れて、くっきりと盛り上がる皮膚病です。原因がわかりにくく、慢性化することもあります。治りにくいじんましんと上手に付き合いましょう!
じんましんは、大きさや形はさまざまで、多くは発症して数時間〜1日ほどで消えますが、その後、場所を変えながら、現れたり消えたりを繰り返すこともあります。
症状が1ヶ月以内に治まれば、「急性じんましん」といい、それ以上続く場合を「慢性じんましん」といいます。

 原因はヒスタミン
急性じんましんでは、重症化すると気道が腫れて呼吸困難を招いたり、さらにひどい場合、血圧が急激に下がって冷や汗が出たり、顔が青ざめたりといったショック症状を起こす例もあります。
原因別にみると「アレルギー性」と「非アレルギー性」とに分けられます。アレルギーが原因の場合は、下の図のような仕組みで、原因に触れてから10分〜20分程度の短時間で症状が現れます。




◆アレルギー性
皮膚の血管の周りには「肥満細胞」と呼ばれる細胞が、多数分布しており、この肥満細胞は刺激を受けると「ヒスタミン」という物質を放出します。
ヒスタミンが血管の受容体に結合すると、血管が拡張して皮膚が赤く腫れます。また、かゆみ神経が刺激されて、かゆみが生じます。
◆非アレルギー性
機械的圧迫や寒冷、温熱、光線などの、物理的な刺激が原因となり、やはりヒスタミン放出され、じんましんを起こします。

 治療のポイントは?
じんましんの原因は特定できないことが多いのですが、原因は、食べ物や薬剤など体内に取り入れたものや、外からの刺激、別の病気からくるものなど、さまざまです。




かゆみも我慢できる程度であれば、数時間以内に跡形なく消えますので、医療機関を受診する必要はないといえます。
治療としては、原因が明らかなときはそれを取り除けば、症状が起こらなくなります。まず、原因を特定することが大切です。皮膚症状を抑えるためには、ヒスタミンの作用を抑える抗ヒスタミン薬、または抗ヒスタミン作用のある抗アレルギー薬が用いられます。
慢性の場合は、服用をやめると症状がでますので、必要に応じて、長期にわたり薬を飲み続けることになります。うまく症状をコントロールしていくと、ほとんどの場合は少しずつ薬の量を減らすことができ、やがては薬を中止できるようになります。

 生活上の注意点は?
じんましんの原因が特定の原因であるようなときは、それを避けることが何より大切です。
そのほか、じんましんの背景に感染症や疲労などの原因が潜んでいることもあるため、抵抗力そのものを強化する上で、次のようなことを心がけましょう。
●疲労やストレスをためない
●規則正しい生活を送る
●十分な休養・睡眠をとること
また、かゆいからといってかいてしまうと、症状が悪化して治りが遅くなりますので、かかないようにしましょう。
直接の原因以外では、一番の問題と思われているのがストレスです。慢性じんましんの方の中には、ストレスが関係していると思われるケースが、しばしばみられます。
ストレスを軽減するような生活の工夫と、体力・抵抗力を保つような、余裕のある生活を心がけるのも大切なことです。
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