「汗のにおい改善法」を紹介している健康ニュース2006年8月号です。
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「汗のにおい」改善法

2006年8月の健康ニュース

 なぜ汗をかくの?
汗の最大の役割は蒸発してからだから熱を奪い、体温を下げること。
かぜをひいて熱が出たとき、だるくてボーッとしませんか?脳細胞はからだの中で最も盛んに代謝が行われていますが、脳は体温の変化に敏感で、1,2度上がっただけでも異常をきたしてしまいます。体温を調節する汗の役割は、とても重要なのです。
汗を出す汗腺には、ワキガ臭を発する汗を出すアポクリン腺と、全身に分布し、体温と水分の調節をするエクリン腺とがあります。エクリン腺から出る汗には、ナトリウム・カルシウム・マグネシウムなど血漿の大事な成分が含まれています。
また、エクリン腺には、血漿の中の必要なミネラルなどを血液に戻す「再吸収機能」という働きがあります。100%再吸収されるわけではありませんが、これによって汗はサラサラした、においの少ない「いい汗」となるのです。

 いい汗と悪い汗
しかし最近は、冷房や運動不足などで汗をかく機会が減り、汗腺が衰えて、ドロドロとした悪い汗をかく人が増えてきています。
うまく再吸収機能が働かないと、からだに必要な成分までも排出されていまうため、ドロドロしたにおいのある汁が排出されてしまうのです。いい汗をかくために、図のようなトレーニングで汗腺を鍛えましょう。熱いお湯で汗腺を刺激することで、機能を高めます。


いい汗をかくためのトレーニング

@ 高温手足浴
43〜44℃の熱いお湯に、ひざ下とひじから先だけを10〜15分浸して、汗腺を目覚めさせる。
A 微温浴
@で入っていた熱めのお湯に、ぬるいお湯を足して全身でつかり、高温で高ぶった交感神経をリラックスさせます。このとき、お湯に少量の酢(黒酢か醸造酢)を入れると、より効果的(180リットルのお湯に対し100ml)
B 汗の乾燥
風呂から上がったら汗をふき取り、冷房のきいていない場所でゆっくり休みながら、黒酢やリンゴ酢、ショウガドリンクで水分を補給するとよい。
※冷房にあたるとせっかく働き出した汗腺が閉じてしまいます。

最近注目を集めている岩盤浴もおすすめ。遠赤外線の効果でからだの芯から温まり、じんわりといい汗がかけます。入浴や有酸素運動などで出るじんわり汗は、体内の老廃物を排出する効果もあるのです。

 におい対策は?
汗は汗腺内ではにおいはありません。垢や皮脂などと混ざった汗をえさに、皮膚の細菌が繁殖してにおいを発します。市販されているデオドラント剤には発汗を抑えるもの、細菌の繁殖を抑えるものなどがありますが、自分のにおいのレベルにあったケア(表1)をしましょう。


1 耳アカ状態でワキのにおいのレベルをチェック!

★めん棒で耳の中を一度こすってチェック★


体臭のレベルにあったデオドラント剤を選びましょう。

溶けたキャラメル状の耳アカがつく
(強度のワキガ臭)
塩化ベンザルコニウム・塩化アルミニウム入りの製品がおすすめ(塗布タイプ)。銀配合のものも。
湿る
(中等度以下のワキガ臭)
フェノール入りの製品(スプレータイプ)
さらさらしている
(ワキガ臭ではない)
消臭作用のある植物性エキス配合の製品(ウエットシートなど)


食事法でにおいを軽減することもできます。クエン酸などの有機酸が豊富に含まれる酢は、汗の中に分泌されるアンモニアの量を減らす働きがあります。黒酢やリンゴ酢など毎日朝晩、20〜40mlを水やジュースで割って飲むと良いでしょう。

アルカリ性食品を中心にする。
葉菜類を主とした葉緑素飲料(青汁)を常飲する。
カルシウム、カリウム、ナトリウムなどを多く含んだ緑黄色野菜や海藻類を多くとる。
硬い食物、繊維質の多い食物をできるだけ食べ、十分に咀嚼する。
香辛料などの刺激やにおいの強い食品はできるだけ避ける。
酒、たばこ、コーヒーなどの刺激物はできるだけとらない。
塩分、糖分を控えめにする。
天然醸造酢や梅肉エキスを常用する。

ベタベタする、くさいなどと嫌われがちな汗ですが、いい汗をかくことは美容と健康にとても大切なのです。


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