帯状疱疹/を紹介している健康ニュース2007年11月号です。
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帯状疱疹

2007年11月の健康ニュース

 帯状疱疹って?
帯状疱疹の原因は、水疱瘡(水痘)のウイルスです。
水ぼうそうは、ほとんどの子どもがかかる病気で、免疫により抗体ができることで治ります。しかし、治った後もウイルスは知覚神経に入りこんで、根元の神経細胞にとどまっています。これを潜水感染といいます。
このウイルスは、普段は免疫システムによってしっかり監視され、悪さはしません。ところが、加齢や疲労など何らかの理由で体力が落ちると、免疫の防御システムが低下して、ウイルスが目覚めます。
再び動き出した水ぼうそうのウイルスが、神経を伝わって皮膚に現れたのが帯状疱疹です。帯状疱疹の特徴は、神経に沿ってからだの右か左の片側だけに症状があらわれることです。







 2回以上かかる人も!
帯状疱疹は、以前は高齢者に多い病気でした。しかし最近、10〜20歳代の青少年でもかかる例が増え、しかも2回も3回も発病するケースもみられるようになってきました。それは、水ぼうそうが流行しなくなったからといえます。
抗体の量は、時間がたつとともに減りますが、水ぼうそうが流行すると免疫の仕組みによって増加し、一定量が維持されます。
若い人に多くなっているのは、このところ流行がないので、抗体が減ってしまっいることが原因と考えられます。







 怖い後遺症
発症する部位は人それぞれで、神経の通っているところ、とくに肋間神経のある胸から背中にかけてと、三叉神経が走っている顔などに帯のように現れます。
皮膚症状はだいたい3週間くらいで治り、ほとんどの場合、痛みもそれと同時に消えます。しかし治った後も痛みだけが残るケースがあります。「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれるもので、もっとも多い後遺症です。その痛みは、帯状疱疹の痛みより何倍もつらいのです。
帯状疱疹後神経痛が起こるのは、ウイルスによって傷ついた神経の痛みに、「痛みの記憶」が加わるからです。急性期の激しい痛みの「つらさ」を脳が覚えていて、それが生理的な痛みとして復元され、実際の痛みをさらに大きなものにしてしまうのです。


 疲れやストレスをためないで
帯状疱疹は早期治療に尽きます。発疹が出たときはもちろんのこと、症状が出ていなくても、からだの片側に痛みや違和感があるときは、帯状疱疹の可能性が高いのですぐに相談してください。
疲れやストレスがたまりやすい年末に向け、規則正しい生活を心がけ、免疫力をおとさないようにしましょう。
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