早起き、朝食をとる子は頭も身体もスッキリ/を紹介している健康ニュース2007年8月号です。
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早起き、朝食をとる子は頭も身体もスッキリ

2007年8月の健康ニュース

夏休み真っ盛りの子供たち。ついつい夜更かしをしがちですが、規則正しい生活こそが、心身を豊かにします。

 夜型化する子供たち
寝たまま保育園に連れて行かれる乳幼児、夜遅くまで塾通いの小学生、夜中までテレビやコンピューターゲームに夢中になっている中学生・・・果たしてこのような生活は、子供たちの心身の発達に影響はないのでしょうか?
子供たちの生活パターンの急激な変化には、現在日本で急速に進行している夜型化の社会環境が大きく影響していると思われいます。何百年も前から人類は、太陽光の下で生活し、夜には休息することで癒されるという生活リズムを維持してきました。しかし近年の夜型社会生活は、人類史上にない短期的で大きな生活環境の変化であり、順応できなくなって当然といえます。
日本の子供たちを、大人が知らず知らずのうちに、自分たちの生活パターンに引き込み、結果として、子供たちを眠らせなくなってしまっているといえましょう。
2004年の東京総合教育センターによる、小中学生の調査では、1979年と2002年との比較でいうと、全般的に夜型化が進んで、小学生では夜10時以前に寝る子供の減少、中学生では深夜(0時以降)までおきている割合の増加が目立っています。(図1)





また、夜更かしをして朝食を食べない子供が多くなり、慢性的な睡眠不足から疲労感を自覚する子供が、1996年から2001年の5年間に、3割以上も増えているのです。


 「朝の光」を浴びて心身を豊かに!
早起きをして朝日を浴びることは、感情コントロールを司る「セロトニン」の働きを高め、夜の闇は、鎮静作用がある「メラトニン」分泌を促します。
「睡眠覚醒リズムと行動」に関する調査(4歳〜6歳140人の子供)では、「ひきこもり」「不安・抑うつ感」「非行的行動」「攻撃的行動」などの有無と就寝時刻の関係を調べた結果、遅く寝る夜型の子は、これらの問題行動と不安定な感情が多く見られました(図2)





また、早起き早寝の子と、夜更かし朝寝坊の子を比べると、夜更かし朝寝坊の子のほうが、圧倒的に睡眠時間が少ないこともわかっています。睡眠時間が少ないと、さまざまな生活習慣病関連の変化が身体に生じ、子供の肥満にもつながります。
ヒトは寝て食べて初めて活動できる動物です。遊んだり、コミュニケーションをとったり、勉強をするなどの活動の質も、寝ないで食べなければ高まりません。ヒトは、睡眠時間が十分であれば、食事も活動も充実し、心身ともに豊かになるのです。
夜型の不規則な生活にならないように、早起きをして朝の光をいっぱいに浴びて、元気に夏休みを過ごしましょう。


 健やかな発育 8か条
毎朝しっかり朝日を浴びて
ごはんをしっかりよく噛んで。とくに朝はきちんと食べて
昼間はたっぷり運動を
夜更かしになるなら、お昼寝は早めに切り上げて
テレビ・ビデオはけじめをつけて、時間を決めて
寝るまでの入眠儀式を大切にして
暗いお部屋でゆっくりおやすみ
まずは早起きをして、悪循環(夜更かし→朝寝坊→慢性の時差ぼけ→眠れない)を断ち切ろう
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