やせにくい理由は貧血にあり/を紹介している健康ニュース2008年2月号です。
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やせにくい理由は貧血にあり

2008年2月の健康ニュース
貧血改善がきれいのカギ!

 2人に1人が鉄欠乏性貧血
貧血は、血液中の赤血球、あるいは赤血球中のヘモグロビンが減っている状態をいいます。
貧血全体の約7割が、鉄が不足して起こる鉄欠乏性貧血です。女性に圧倒的に多く、とくに若い世代は不足状態にあり(図1)、予備群も合わせると、なんと2人に1人が鉄欠乏性貧血ともいわれています。





女性に多いのは、毎月の生理や出産時の出血、授乳の際にも母乳に微量の鉄が含まれること、などが主な理由。また、痔があると、その出血も原因になります。さらに若い世代では、食事の量を減らした無理なダイエットによる鉄不足から、貧血を起こす例も少なくありません。


 酸素の運び屋ヘモグロビン
鉄はヘモグロビンをつくるのに欠かせない成分です。ヘモグロビンは、全身のすみずみまで酸素を運ぶ「酸素の運び屋」。鉄はこの酸素を取り込む、重要な働きを担っています。
この働きがうまくいかなくなると、「鉄不足→ヘモグロビンがつくられない→酸素が全身に運ばれない→からだが酸欠状態になってしまう」という経過をたどることになります。
からだが酸欠状態になると、階段を少し上っただけで動悸や息切れがしたり、疲れやすくなります。ひどくなると爪がスプーン状に反り返ってしまったり、肌がカサカサに・・・。せっかくのネイルやメイクも、台無しになってしまいます。


 ダイエットで鉄が不足すると・・・
最近太りやすい体質になってきたのかしら?と感じてる方、もしかしたら貧血が原因かもしれません。貧血と肥満?一見かけ離れているようですが、実は関係があるのです(図2)。





貧血で、酸素が全身に運ばれなくなると、細胞の新陳代謝の働きが鈍くなってしまいます。また、鉄が不足すると甲状腺機能の低下などにより、基礎代謝が低下します。その結果、エネルギー消費が減少し、余ったエネルギーが脂肪となって、からだにたまりやすくなってしまうのです。
また、貧血になると疲れやすくなるので、運動を始めてもなかなか続けられないことも太る原因になります。ですから、食べる量を減らすダイエットでは鉄不足になりやすく、逆にやせにくい体質になる、ともいえるのです。


 「鉄分をとる!」これが鉄則です
貧血にならないためには、鉄分をきちんと摂取すること!女性の1日に必要な鉄の量は年代によって差がありますが、だいたい10.5〜13.5mgです。これを目安に鉄を多く含む食材を積極的にとりましょう(図3)。





鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄があり、ヘム鉄のほうが吸収は優れています。
また、ビタミンCは鉄を吸収しやすい形に変えてくれる、貧血解消の味方!ヘム鉄、非ヘム鉄とうまく組み合わせてとりましょう。食事だけでは不足する場合は、鉄剤やサプリメントを利用してもよいでしょう。
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