ロコモティブシンドロームとは?/を紹介している健康ニュース2009年10月号です。
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ロコモティブシンドロームとは?

2009年10月の健康ニュース

「ロコモティブ?メタボリックシンドロームなら知っているけど・・・」という方も多いことでしょう。しかし、老後をイキイキと過ごすには、このロコモ対策が鍵となることを、ぜひ知っていただきたいのです。

 ロコモティブシンドロームって?
ロコモティブシンドロームは、日本語では「運動器機能低下症候群」といいます。運動器とは、骨、関節、筋肉など身体を動かす器官のことを指し、それらは互いに共同して働くことで身体の運動を担っています。
高齢者では、骨や関節の疾患により、これらの運動器の働きが低下して、ついには要支援、要介護の状態となってしまうことがあります。このような状態を、ロコモティブシンドロームといいます。

 予備軍は4,700万人?
老後の病気として心配なのは、がん、認知症、脳卒中、心臓病などで、骨や関節のことを心配する人は少ないというデータがあります。しかし、実は運動器の障害は、要支援、要介護の原因として、大変大きなウエイトを占めているのです。
平成19年度の厚生労働省の調査によると、要支援、要介護の状態になる原因として、関節疾患と骨折・転倒の合計、つまりロコモティブシンドロームが、疾患別原因の第1位にあげられています。
また、最新の調査からロコモティブシンドロームの恐れのある人が、全国で4,700万人もいることがわかりました。運動器の病気自体は、直接命を脅かすものではないため軽視されがちですが、長く健康な生活を送るためには、見逃せない重要な要素といえます。

 原因となる疾患は?
ロコモティブシンドロームは、いろいろな疾患の組み合わせにより起こりますが、中核をなすのは骨粗しょう症、脊柱管狭窄症、変形性関節症の3つです。
骨粗しょう症は、カルシウム摂取不足(ダイエットなど)や、女性ホルモンの低下(閉経)により、骨が弱くなり、背骨や股関節の骨折が起こりやすくなる状態をいいます。
脊柱管狭窄症は、背骨の中にある神経の通路が狭くなるために神経が圧迫され、足の痺れや痛みが起こる疾患です。変形性関節症は、関節の軟骨が磨り減って骨と骨が直接こすれあい、関節の痛みや腫れが起こる疾患です。

 予防が重要!
メタボリックシンドロームと同様に、ロコモティブシンドロームも症状が現れる前に予防することが重要です。ロコモティブシンドロームの傾向があるかどうかは、自分でできる簡単なチェック(ズ1・ロコチェック)で知ることができます。40歳以上の人は、このロコチェックを、一度やってみてはいかがでしょう。
もしロコモ予備軍が疑われるようなら、片脚立ちやスクワット、その他にもストレッチやウォーキングといった、自分でできる簡単な運動(ズ2・ロコトレ)を行って、本格的なロコモティブシンドロームになるのを予防しましょう。







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