高齢者は要注意!帯状疱疹/を紹介している健康ニュース2010年3月号です。
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高齢者は要注意!帯状疱疹

2010年3月の健康ニュース
額や首筋、胸の部分などに帯状にブツブツが突然でき、「ピリピリ、ズキズキ」とした痛みが襲う「帯状疱疹」。高齢者は特に注意が必要です。
痛みを伴う皮膚疾患の代表といえるのが帯状疱疹。ウイルス性の皮膚疾患で、原因となるのが水痘ウイルス、つまり水ぼうそうのウイルスです。
水ぼうそうは、多くの人が子供の頃に経験する病気です。子供では発疹が主な症状で、予防接種もあることから、軽い症状で治る例も少なくありません。では、なぜそのウイルスが、大人では少し違った症状の皮膚病を発症させるのでしょうか。
実は、子供の頃の水ぼうそうは、症状はおさまっても原因となった水痘ウイルスは消滅したわけではなく、その後何十年も神経の中に潜伏し続けているのです。この状態を潜伏感染といいます。それが、突然再活性化し、神経を侵すことにより、痛みなどの症状が発生するのです。

 症状の特徴は・・・
帯状疱疹は、神経に潜んでいたウイルスにより起こるため、直接神経を刺激するような「ピリピリ」「ズキズキ」する痛みが大きな特徴になります。この痛みは、症状の進行に伴い徐々に強くなっていきます。





また、皮膚症状の初期は、小さな赤い発疹程度ですが、次第に大きくなり水疱ができてきます。そこまで進行すると、ときには我慢できないほどの強い痛みになります。
発症する部位にも特徴があり、身体の左右どちらか片側のみに発症し、神経に沿って症状が広がっていきます。この様子が帯のように見えることから、帯状疱疹という病名がついています。

 後遺症にも要注意!
帯状疱疹は、老若男女を問わず発症しますが、若い人と高齢者では、重症化するリスクに違いがあります。
若い人ですと、発症しても、ウイルスは抵抗力への強さから重症化することは少なく、短期間で回復します。しかし、高齢者の場合は、若い人に比べて比較的抵抗力が弱く、重症化するリスクが高くなります。
重症化すると、皮膚の症状が治っても、神経の痛みが残ることがあり、これが数か月から、長いと一年以上続くこともあります。この後遺症を、「帯状疱疹後神経痛」といいます。
また、症状が顔に出ると、ウイルスの感染が眼球にまで及ぶ「眼部帯状疱疹」を起こす可能性もあります。重症化すると、緑内障などを引き起こし、視力低下などにつながる恐れもあるので、より注意が必要です。
なお、糖尿病などの基礎疾患を持っている人も、重症化して、後遺症が残りやすいので気をつけましょう。
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