長引く手荒れ、主婦湿疹かも/を紹介している健康ニュース2010年12月号です。
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長引く手荒れ、主婦湿疹かも

2010年12月の健康ニュース

 主婦湿疹とは
主婦湿疹とは、炊事や洗濯などで洗剤に触れることの多い主婦によく見られることから名づけられた手荒れのこと。進行性、難治性で、慢性化しやすいのが特徴です。
その一番の原因は、洗剤に含まれる界面活性剤です。家族が増えると洗い物が増えるため、出産をきっかけに起こることも珍しくありません。

 症状の特徴は?
主婦湿疹の症状は、よく使う利き手の、力が入る指(親指、人差し指、中指のどれか)から始まることが多く、乾燥型ではまず指の腹が乾燥してひび割れ、ひどくなるとしみたり、痒みを伴います。
荒れ始めると皮膚に傷ができるので、外的刺激に弱くなり、ホコリや衣類の繊維、野菜のアクなどのわずかな刺激でも、さらに荒れてしまうという悪循環に陥ります。
荒れている皮膚では、通常の何十倍もの雑菌が繁殖しますので、調理する際の衛生面も心配されます。
進行すると、すべての指、指の背から手の甲、さらに腕へと広がるケースもあります。指の背に水疱ができてジュクジュクするタイプ(水疱型)は、かゆみを伴います。
多くの人は乾燥型ですが、アトピー体質の人は水疱型になりやすいようです。乾燥型は冬に、水疱型は夏に悪化します。

 似た症状に注意して
主婦湿疹とよく似た症状としては、指先に水疱ができる汗疱や、手のひらに黄色い膿疱ができる掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)があります。
また、ほかにも類似した症状として、指の又や指輪の下などの蒸れやすい場所に、真菌(カビ)やカンジダ菌が繁殖し、皮がむけることがあり、これも主婦湿疹とまぎらわしいものです。






 対処法と予防法は?
手荒れの症状がある場合は、1.ゴム手袋を使用し、洗剤に直接触れない、2.手洗いの度にハンドクリームを塗る、3.なるべく手をぬらさない、の3つが対処のポイントです。
ハンドクリーム選びのポイント
手のひらは角質が厚く皮脂腺がないので、ハンドクリームで角質柔軟作用がある尿素と、油分を与えると効果的です。尿素のほかに、保湿効果のあるヒアルロン酸、コラーゲンなどを配合したものもあります。自分に合うものを根気よく探しましょう。
ただし、尿素は手に傷があると、刺激になり痛みが生じますので、傷がある場合は使用を避けましょう。
また、塗ってから時間が経つと乾いてしまうものは避け、べたつかず、うるおいが持続するものを選びましょう。
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