女性が知っておきたいタバコの害!/を紹介している健康ニュース2011年1月号です。
ファミリー薬局
現在位置:ホーム > 健康ニュース >2011年1月の健康ニュース

女性が知っておきたいタバコの害!

2011年1月の健康ニュース
日本の喫煙率は、男性約37%と低下、女性約9%と横ばいで、全体で約22%と低下しつつあります。
環境の禁煙化や、昨年10月から実施されたタバコの値上げの影響を受けて、禁煙外来の受診者も治療薬が不足するくらい増えています。

 こんな有害物質が!
タバコには、4800種類以上の化学物質が含まれており、有害物質は、わかっているだけでも200種類はあるといわれています。
とくに問題なのは、ニコチン、タール、一酸化炭素、活性酸素ですが、他にもヒ素やダイオキシンなどの、有害な物質が数多く含まれています。
WHOの推計によると、タバコ関連疾患の死亡者数は、世界で年間約500万人、日本だけでも約11万人といわれています。
中でも、がんの約3分の1、COPDの9割は喫煙が原因といわれており、禁煙により多くの病気が防げます。それ以外にも、脳卒中や心臓病、歯周病、胃・十二指腸潰瘍、骨粗しょう症、妊娠・出産時合併症など、喫煙に関連した疾患は意外と多いのです。

 女性にはとくに危険!
女性の喫煙率は、男性の4分の1程度ですが、最近では、20〜30歳代女性の喫煙率が上がってきています。
しかし、喫煙は女性ホルモンにも影響があるなど、女性特有の弊害があることは、あまり知られていません。(図1)








妊娠・出産時には、流産、早産、低体重出生などのリスクが増加します。乳児突然死症候群が4〜5倍起こりやすくなる、という報告もあります。
また、母親が喫煙している子供は受動喫煙により、感染症やぜんそくなどになりやすく、学習能力低下などの影響も懸念されます。
その他、喫煙者では、閉経が2年くらい早まり、動脈硬化や骨粗しょう症など更年期に伴う身体の変化が早く訪れることも知られています。

 恐怖の「スモーカーズフェイス」
皮膚が老化する一番の要素は紫外線、二番目がタバコです。タバコと紫外線の両方の影響を受け続けていると、実年齢より10歳くらい老けてしまうといわれています。
また、タバコの活性酸素は、一服するだけで、ビタミンCなどの抗酸化物質をたくさん消費するので、多少サプリメントで補給しても追いつきません。その結果、コラーゲンの合成などが阻害され、タバコを一服吸う度に老化が進みます。やがて深いしわが増え、目じりや口元の変化など「スモーカーズフェイス」といわれる独自の顔貌になってくるのです。(図2)






 上手に禁煙しよう
タバコに含まれるニコチンには、気分の良くなるドーパミンなどの神経伝達物質を大量に放出させ、ストレスを解消したかのように錯覚させる働きがあります。
喫煙を繰り返すと、ニコチンでしか気分転換できなくなり、ニコチン量が低下すると落ち着かなくなる、薬物依存に陥ります。
禁煙するには、直接脳の依存の仕組みに作用する内服薬や体内のニコチン量を一定に保つニコチン製剤(貼り薬・ガム)などを用いて禁断症状を抑え(薬物治療)、その間に喫煙習慣をなくす工夫をすると(行動療法)、比較的楽に禁煙を始められます。
その際、個人に合わせて禁煙方法を相談できる、禁煙外来を利用するのも一つの手です。禁煙を始めると数週間で肌の色つやがよくなり、心肺機能も回復して元気になるばかりでなく、がんのリスクも、10〜15年くらいかけて、ゆっくりと低下していきます。
「喫煙歴」が長いから、いまさら禁煙しても・・・」と、あきらめることはありません。例え80歳でも、禁煙によるメリットは大きいのです。





ウェブサイト運営者・著作権者:ファミリー薬局
〒579-8058 大阪府東大阪市神田町15番6号
TEL 0729-85-3364 / FAX 0729-85-3364