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毎月、水虫、痔、花粉症、冷え症、皮膚のトラブル etc ... など、季節ごとに御相談の多い病気に関しての情報を、健康新聞「月刊みすみ」よりお届けします。

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今月の健康ニュース

●胃食道逆流症●


 2タイプに分類
胃食道逆流症は、食後に胸やけやゲップ、苦い水があがってきて喉が焼けるように感じる、などの不快症状が起こる疾患で、内視鏡検査で2つのタイプに分けられます。
食道裂孔ヘルニアが認められたり、食道の炎症が認められるものを「逆流性食道炎型」、見られないものを「非びらん性胃食道逆流症(ナード型)」と呼んでいます。

 なぜ起こる?
食道と胃の境目には、胃液を食道に逆流させない仕組みが備わっています。
食道は、横隔膜を貫いて胃の入り口につながっています。食道と胃の境目の部分には、周囲を取り巻く筋肉(下部食道括約筋)があり、食べ物が入ってきたときには緩み、それ以外のときは閉じています。
加齢や肥満などで下部食道括約筋が緩むことによって食道裂孔ヘルニアが発生し、それが原因で胃液の逆流が起こるのが逆流性食道炎です。(図1・内視鏡写真)





その他の原因として腹圧の上昇があげられますが、その背景には、乱れた食生活による肥満、加齢にともなう背中や腰の曲がりなどがあり、中高年に多い疾患です。
一方、ナード型は、胃酸による食道の炎症がないタイプで、原因は多岐にわたりますが、大きく分けると3つあります。
一番多いのは疲れやストレスで約7割、次が暴飲暴食で約2割、そうしてうつ病が約1割です。デスクワークをしている若年層に多く、ストレス社会の現代病として最近多くなっています。

 治療法と日常生活の注意点は?
逆流性食道炎は、放っておくと食道がんに進行することもあるので、早めの対策が重要です。
病院での治療法は、重に胃酸の分泌を抑えるプロトンポンプ阻害薬とH2ブロッカーの服用が中心となります。食道裂孔ヘルニアがあり、薬で症状を抑えられない場合には、手術をすることもあります。
ナード型は、漢方治療などが症状の改善に有効です。そして、症状を起こしている原因を探ることが重要です。その原因を取り除くことで改善された例は多くあります。
そして、どちらのタイプにもいえることは、日常生活の見直しをすることです。(図2)





太り気味の人はまずは体重を落とすこと。食べすぎは、胃酸を過剰に分泌させ、下部食道括約筋が緩む原因になります。そして、食べたらすぐに横にならないこと。食べた物が消化されるのに約3時間かかるので、少なくとも寝る3時間前には食事を済ませましょう。




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