高血圧・動脈硬化についての食療養法をご説明しています。
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高血圧・動脈硬化について

大切な毎日の養生

人間50才をすぎる中年期ごろから、すべての人が老化現象がすすみ、動脈硬化がおこり、年齢とともに血圧も高くなります。
ですから、脳卒中や、脳軟化症を引き起こす大きな危険が生じます。

一度動脈硬化がおこり、血圧が高くなると、なかなかもとにかえらないので、毎日の生活・養生に注意して、脳卒中や、脳軟化症にかからないよう、特に毎日生活・養生に努力しなければなりません。
動脈硬化・高血圧がこわい4つの理由
@ 血圧が高いと血管が破裂するおそれがあります。
A 血圧が高いと細動脈の硬化をおこして、腎臓組織の破壊が起こり、萎縮腎・尿毒症を起こすおそれがあります。
B 心臓が疲労し、病的心臓肥大を起こし、心臓ゼンソクあるいは心不全といわれる状態を起こすおそれがあります。
C 狭心症あるいは、心筋梗塞の原因となることがあります。
以上のような理由からも、高血圧を放置しておくことはできません。
太りすぎは高血圧の大敵
太った高血圧の人が、食事の量を減らして、体重が減ってくると血圧もおちついてくるものです。
冬は脳出血が多く、夏は脳血栓が多い。冬はできるだけ、寒さを防ぐことが大切です。又、精神の緊張が脳出血の誘因となります。

◎血圧の高い人の生活と養生
塩分をとり過ぎないこと
うす塩・うす味・1日5g程度の食塩を。
太り過ぎないこと
過食・美食・太りすぎは、血圧を上げます。
睡眠と疲労の回復は血圧を下げます。
動物性脂肪・バター・チーズ・卵黄などは、コレステロールが多い食べ物です。
コレステロールの多い食品
感情の興奮は血圧を上げます。
イライラや、腹を立てないこと。
便秘をしないこと。排便時のキバリは血圧を上げます。
過激な行動・睡眠不足・過労は血圧を上げます。最も注意してください。
冬の寒い夜は寝室に便器を備える工夫を。
軽い体操や散歩は高血圧に効果があります。
最も大切なことは、医師の診断の元に自分の症状をよく知って、毎日の養生に努力すると共に、自分の生活・行動を一定のリズムに合わせて生活し、かつ精神と肉体の調和をはかり、決して無理をしないことです。
大切な毎日の食事療法
動脈硬化・高血圧の原因の多くが、毎日とりつづける食べ物にあるといわれます。中年からの食生活には充分注意しましょう。現在、動脈硬化・高血圧の人々は特に毎日の食養生に注意してください。

良くない食べ物(とりすぎないこと)
は高血圧の大敵です。日本人は塩をとりすぎています。本州北部の方々は、1日平均27gの食塩をたべているといわれ、高血圧と脳卒中の発生が多いのです。
これにくらべて、外国では1日平均10〜15gしか食塩をとっていません。アフリカ原住民は1日5gしか食塩をとってないそうです。
佃煮・塩昆布・塩辛・塩サカナ・漬物・ミソ類・梅干・ウニ等の塩辛いビン詰類・塩分の多い味噌汁・その他おかず類・ちくわ・はんぺん・かまぼこ・さつまあげ・みりん干し等の加工食品は、食塩を多く使っていることを忘れてはいけません。
又、塩分のとり過ぎは、腎臓・心臓にも悪いので、毎日の食事は、すべてうす味にして、塩分をとり過ぎないことを厳守しなければなりません。
食塩摂取の減らし方
1. 漬物の量を減らす。漬物は摂らないか、ごく少量。
2. 佃煮・梅干・塩干など控える。
3. 味噌汁を控える。味付けをうすくし、実を多く入れ、汁を少なくする。
4. 食卓塩やしょう油を料理にかけない。
5. しょう油をだしでうすめて使う。
6. 香辛料をうまく使い塩分を減らす。
7. 柑橘類(レモン・ゆず・だいだい)や食酢の酸味を利用する。
8. 香りのある野菜(みつば、セロリ)やピーナッツ、のり、花かつおなどの風味を利用する。
9. すし、味付けごはん、丼ものを控える。
10. めん類のだしは残す。
11. かまぼこ、ちくわ、ハム、ソーセージ等の加工食品を控える。
12. インスタント食品を控える。
13. 砂糖、しょう油、塩を控え、材料のうま味を出してうす味で調理する。
高コレステロール食品
即席中華・チョコレート・カステラ・バター・マーガリン・わかさぎ・うなぎ・うに・しじみ・めざし・あさり・牛肉(しもふり)・鶏もつ・豚ロース・ベーコン・卵・たらこ・かずのこ・すじこ・チーズ・マヨネーズ・生クリーム
脂肪の多い食品
うに・しじみ・ぶり・ハマチ・うなぎ・カキ・エビ(コレステロールが多い)その他脂肪の多い魚類
アルコール類
(日本酒・ビール・ウイスキー・ワイン・その他の酒類)

控え食(食べ過ぎないことが大切)
和菓子・洋菓子・チョコレート・羊羹・ぜんざい・せんべい類・コーヒー・紅茶・砂糖を多く用いた飲み物・食べ物。

大切な食べ物
良質のタンパク質をとることが大切です。
脂肪の少ない牛肉・魚肉・鶏肉・牛乳・大豆製品類・豆腐・油揚げ・その他。
低コレステロール食品
うどん・マカロニ・穀類・ごま・豆腐・油揚げ・ヨーグルト・スキムミルク
野菜類
大根・れんこん・人参・ごぼう等の根菜類、白菜・キャベツ・トマト・ピーマン等の果菜類、しいたけ・季節の新鮮な野菜類をなるべく多く摂ることが必要です。
果実類
りんご・みかん類・なし・ぶどう・もも・いちご・メロン・びわ・その他季節の新鮮な果物類。
海藻類
昆布・ワカメ・ひじき・のり・その他の海藻類。
海藻類は多く摂ることが大切ですが、塩昆布・のりの佃煮のような、塩を多く用いた海藻類は食べない方が良いです。

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