腎臓病についての食療養法をご説明しています。
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腎臓病について

大切な毎日の養生

腎臓病には何といっても毎日の養生の積み重ねが大切です。一般に経過がながびきやすいものですが、体力体調を補い、腎臓の負担を軽くして守るような注意が養生なのです。症状により多少の違いはありますが、食事、安静、保温に注意をし、他の病気の感染、併発を防ぐことに努めて下さい。

安静について
腎臓病は、安静にすることが特に大切です。軽いむくみは、これのみで短時間で消失することが少なくありません。これは安静によって腎臓に流れる血液量を増し尿を作る機能を盛んにするためです。しかし、実際問題として、あまり苦痛の無い場合、安静ということは困難なことが多いものです。特に小児の場合の安静はなかなかむずかしいものですが、少なくとも、高血圧、むくみのある時は安静を守らなくてはなりません。
保温について
冷えや、寒さが腎臓病を悪化させるので、全身の保温には充分心がけて下さい。薄着をさけ、冷房設備のある所や、急激な温度変化のある時は注意することが大切です。入浴は就寝前にし、乾いたタオルで水けをふき取り、湯冷めしないようにして下さい。
食物について
「腎臓病には食養生」と言われるほど、毎日の食物は腎臓に影響を与えるものです。
腎臓を刺激したり尿の出を悪くするような食物はさけ、腎臓を守ると共に、全身の栄養状態にも気をつけ、快復に応じた食養生が大切です。
病気の感染を防ぐこと
慢性の腎臓病に感染が加わると、さらに病態は悪化しますので、感冒・扁桃炎・皮膚化膿症などにかからないように常に注意して下さい。要は全身的な抵抗力・調和づくりの養生と摂生が大切です。
大切な毎日の食事療法
「腎臓病には食養生」といわれるように食養生を怠ってはいけません。
腎臓を守り、全身の栄養状態を考えながら、塩分、動物性脂肪タンパク、刺激物等酸性食品を控え、植物性の食品を多くとることが大切です。

良くない食べ物(制限する)
食塩や塩分を含んだ食品
塩サケ、たらこ、塩辛、その他塩干類、干物類、塩こんぶ、佃煮類、漬物類、みそ類、その他塩辛い食品一切。
脂肪の多い食品(特に動物性脂肪)
牛肉、豚肉、とり肉などの肉類、ハム、ソーセージ、かまぼこなどの加工食品、特に脂肪の多い肉類、魚類その加工食品は控えます。
過剰な水分
水分は大切ですが、むくみの材料にもなりますから尿量が少ない時は注意して下さい。
腎臓病には
食事制限は必要なことですが、同時に全身の栄養状態にも留意しなければなりません。純粋なネフローゼの場合などはタンパク質は補給しなくてはなりません。単に腎臓のことだけを考えて、あまりに食事制限をしたため病気の治癒を遅らせる場合もありますので、病気の快復に応じた食事療法を行うことが大切です。

良い食物
穀類、特に精製しない自然なもの
米、麦その他雑穀類。
野菜、根菜類
季節の新鮮な野菜、根菜類で刺激の少ないものを、あっさりした調理で多めに。
果物類
一般的に何でもいいですが、かたよりに注意して下さい。
豆類、豆製品
植物性タンパク、サヤマメ等。
タンパク質について
牛乳、チーズ、卵、植物たんぱく、魚類、かしわ等のスープ等、腎臓を刺激することの少ないタンパク質(植物性タンパク質、主に豆類)は病気の長引いてるときなど、症状に応じ控えめにとることは必要です。

腎炎ネフローゼの献立の基本
@ 塩分は主なおかずに集中させる
かぎられた塩分を分散させて用いることは、上手な方法とはいえません。
A 味付けは食塩より他の調味料を利用
食塩1グラムは、しょう油5グラムに相当します。
B うまみのある食品の活用
しいたけ、こんぶ等は無塩でもおいしく食べられます。
C 酸味を利用する
酢の物、レモン、ゆず等の酸味は食欲をそそります。
D 香辛料を適量用いる
以前は刺激の強い香辛料は腎臓病に不適とされていましたが、食欲をそそるために適量の香辛料はむしろ積極的に用いた方がよいとされています。
E 焦げ目をつける
魚や肉にほどよい焦げ目をつけると塩気として感じます。

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