痔についての食療養法をご説明しています。
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痔について

大切な毎日の養生

辛い痔病を早く治すためには、毎日の養生が大切です。
排便時の激痛・出血による貧血のため、疲れやすく、息切れ・心悸亢進をおこして、毎日の生活にも苦痛を生じます。

痔病を治す毎日の養生
胃腸を丈夫にすることが、一番大切です。

常に胃腸の調子が悪く、下痢をしたり、便秘をしたり、また便通が定まらず、1日数回の日もあれば、2日も3日も便通が無く、下腹の冷え込むような人は、まず胃腸の働きを良くする養生が第一です。
毎日の食事に注意して、胃腸の調子を整え、体力、抵抗力の増進につとめて下さい。
痔病の養生に最も大切な毎日の食養生
毎日とりつづける食事は、痔病を早く治すうえに最も大切な養生です。下痢や便秘を起こさないよう、胃腸を丈夫にするよう規則正しいバランスのとれた食事をとらなければなりません。
暴飲暴食、過食は、直腸内にうっ血をまねき、症状を悪化させます。
アルコール類、香辛料、刺激性食品は有害です。
毎日の食事は規則正しく、過不足なくとることが大切です。なるべく脂肪の少ない肉類、新鮮な野菜類、米飯パン類等栄養的にもバランスのとれた食事をとることが大切です。
便秘は禁物
痔核が一番できやすいのは、慢性便秘症です。直腸にたまっている糞便のために、粘膜下の静脈が圧迫をうけて血行障害をおこす上に、宿便を出そうとしていきむと強い腹圧を加えるので、いっそう症状を悪化させます。また、かたい便が肛門を出る時に裂傷ができ、出血と痛みを生じ、ますます痔病を悪化させます。
便秘が続くと、疲労、不快、倦怠、頭痛、めまい、血圧亢進、食欲不振、口臭、心悸亢進があります。また、便が長く停滞すると、いわゆる宿便となって、有害物が血液中に入って、不快ないろいろの症状を引き起こします。
便秘は、毎日の食事のとり方、生活の激変、旅行、妊娠、精神疲労からおこり易く、また、胃腸疾患、内分泌障害などにも便秘が伴います。
痔病の人は、特に便秘には注意して、慢性便秘にならないよう、毎日の食養生には特に注意が必要です。
頑固な便秘のときには、浣腸をして宿便を出してから下剤を使います。この場合の下剤は、刺激の少ない軽い作用のものを用いることが大切です。
一般的な養生と予防について
痔病のある人は、長距離の乗車、歩行を避け、過度の肉体疲労におちいらないこと。
常に胃腸を整え、便秘にならないよう注意し、トイレはなるべく洋式便器にするとよい。
毎日の食事は、刺激性の香辛料は避け、脂肪の多い肉食、アルコール類、甘味類は控えめに。
痔は、常に清潔に手当てをすることが大切。
痔は、局部にうっ血をきたしやすいので、冷えないよう、常に血液の浄化と循環をよくし、内外より温まるよう養生が大切です。
適当な運動が大切
一般に運動不足は、便秘をまねき、痔病をおこしやすいものです。終日坐業を続けている人、長時間立ち続けている人、このような職業の人々は、骨盤肛の中の血液をうっ血させやすく、これが痔核の原因となります。ですから、昼休みとか、朝夕適当な運動を行うことが必要です。
さらに、運動不足は便秘をまねき、胃腸の具合が悪いと消化不良をおこし、下腹部に血液の停滞をまねきやすく、これまた痔病の大きな原因となります。生活環境にあわせて、室内でも、室外でも、毎日適当な運動を行うことをおすすめします。
大切な毎日の食事療法
痔病の治療と予防に一番大切なことは、毎日の食事です。「万病一毒これ食毒である」と言われますが、まさにその通りです。食べすぎ飲みすぎは胃腸をいため、腸内にうっ血をきたし、便秘または下痢を生じ、これが慢性になりますと、痔病を引き起こす大きな原因となります。毎日の食事は規則正しく、栄養価の多いものをよくかんで食べること、便秘をしないよう野菜を多く、バランスのよい食事をとることが大切です。

悪い食べ物
刺激性食品
辛子、とうがらし、ワサビ、コショウ、その他香辛料、アルコール類(日本酒・洋酒類)その他刺激性食品の一切。
動物性脂肪過多
脂肪の多い豚肉、牛肉、サバ、ブリ、カツレツ、その他脂肪過多の食品の一切。
塩分過多
塩辛・塩辛い漬物・辛い佃煮類・たらこ・その他塩分を多く用いた一切の食品。味はうす味に、すべて塩分は少なめに。

控え食(食べ過ぎないこと)
肉類
牛肉・ハム・ソーセージ・てんぷら類・脂肪の多い魚肉類・かまぼこ・ちくわ等練り製品。
砂糖製品
和菓子類・洋菓子類(チョコレート類・その他砂糖を多く用いた菓子類)
コーヒーの飲みすぎ・タバコの吸い過ぎもよくありません。

良い食べ物
野菜類
四季の新鮮な野菜類・大根・にんじん・れんこん・かぼちゃ・トマト・キャベツ・白菜・青菜・ほうれん草等野菜はなるべく多い目に。
豆類および豆製品
サヤ豆・えんどう豆・大豆・豆腐・油揚げ・その他豆製品。
果物類
りんご、みかん、もも、なし、ぶどう、いちじく、バナナ、その他四季の新鮮な果物類(果物は食べ過ぎないこと)
海草類
ワカメ・ひじき・昆布・のり等海草類は痔病によい食べ物ですから、つとめて食べるようにしてください。
乳製品
牛乳・チーズ・バター・ヨーグルト・その他乳製品。
ポテト・サラダ等便通によい食品は常食するとよい。
季節の食べ物を、なるべく自然に調和よくとることが最も大切です。

痔の養生
@ 日本酒、洋酒は厳禁し、夜更かしをやめる。
A 動物性脂肪より植物性脂肪をとるようにすること。
B 海草類・ひじき・ワカメ・コンブ・のり等ヨードに富む海草類、特にヒジキは痔によいと言われておりますので、適当に食膳にのせてください。
C 多食、間食をやめ、不足しがちなビタミン類、カルシウム、ヨード等の摂取に心がけること。
D 30分早起きし、朝食をしっかりとり、確実な排便反射を起こす(習慣づけることが大切です)。
E 排便したくなったら、トイレに必ず行く。
F 排便の有無にかかわらず、3分以内にトイレから出る。全部出しきろうとしてはいけません。
G 患部は、入浴時に特にきれいに洗い、排便後は、清浄綿等で清潔にする。

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